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二人のクラウンBernieとPhillippeによるモダンでシュールなパフォーマンス。アンバランスな両者による緻密な掛け合いと、度重なるズレの連続。やがて些細な動作までもが、抱腹絶倒を巻き起こす。第1回、第3回のフール祭に前作と共に出演し、喜劇のロジックに基づいて練り上げられた彼等のコメディは、我が国におけるクラウンのイメージを覆すような衝撃を与えた。指一本の動きまで、丁寧に作り上げられた笑いの数々は、王道のクラウンと、新しいクラウンの技法が渾然一体となっている。過去のフール祭で、観客から絶大な支持を得た彼等の待望の新作が、いよいよ日本初公演。
6月12日（金）19:30開演（19:00開場）
6月13日（土）14:30開演（14:00開場）出演者：Bernie Collins、Philippe Martz
演 出：Jos Houben
舞台技術：Francois Poppe、Laurent Brimant、Jean-Marc Francois、Pierre Lenczer、Francois Hubert
小道具：Pierre Lenczner、Jean-Louis Aguilar
1992年以降、本国フランスを初め、ヨーロッパ、アジア、南米など世界中の劇場や、ミュージックホール、サーカス、キャバレー、オペラ、フェスティバルなどでクラウンを演じ、大好評を博している。フロックコートに身を包み、丁寧に髪に櫛を入れた神経質なMr.Bと、巨人のように大きな体で本能のままに生き続け、失敗を繰り返すMR.P。この二人の相反するキャラクターは、ホワイトフェイス・クラウンとオーギュスト・クラウンという、伝統的な道化のスタイルを現代風に発展させている。きわめてシンプルな動作で、日常的な世界に潜む「ユーモア」、そして「詩」を表現する。
新作『A WONDERFUL WORLD』ではこの二人のクラウンが気球に乗って、世界一周の旅に出る。そして次々起こる数々のハプニング。
丸い地球を飛んでいく気球、それはいつしか円を描いて飛ぶ飛行機へ発展していく・・・。
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